陽当たりのよい林でみかける。
雌雄異株で、どちらもイチジクに似た袋状の花(嚢花)をつける。
雄の果実は固いが、雌の果実は柔らかくなって、食すこともできる。
イチジクコバチがこの花の内部で育つことで有名でもある。
春4-5月に花ができ、秋9-10月に実る。
イシガケチョウの食草(食樹)でもある。
文京区の公園では7月ともなるとたくさんの実がなる。
実は鳥が食して種子を拡散させるので、
春になると公園のいたるところで若い木が伸びて来る。

[060718]東京都文京区千駄木。
■クワ科イチジク属イヌビワ(犬枇杷)。学名Ficus erecta Thunb.。
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