アサギマダラと自然のよろこび+仏像の写真・画像 【SRS研究所】

アサギマダラは渡りをする蝶、旅をする蝶。その生態と移動調査(マーキング)と国内外の四季の自然を画像で紹介。地球はよろこびの惑星。有限の惑星の無限の美しさと素晴らしさに共鳴・共感しませんか。植物図鑑、昆虫図鑑、動物図鑑も兼用。仏像写真の特殊処理画像も紹介。

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福島県グランデコでのアサギマダラのマーキング7日目(8月12日)は504頭標識。雌は24%(交尾済は0頭)。翅の変形個体は約0.6%。ゲレンデの個体は増加中。デコ累計2952頭。[080812。SRS5775-6278。福島県。デコ平]

■08年8月12日(火曜日)は、08年のグランデコスキー場での
 アサギマダラのマーキングの7日目でした。
 この日はSRS5775からSRS6278までの
 504頭にマーキングをしました。
 写真はその途中で標識したSRS6200の画像です(雄)。
SRS6200
[080812] 福島県耶麻郡北塩原村桧原荒砂沢山 グランデコスキー場。デコ平。
■7日目は、504頭に標識をしました。雌(♀)はそのうち120頭で、
 割合は約24%でした。過去3日は、
 15%、15%、23%、16%、24%
 でしたので、変動が見られます。
■この日は、ある標高によって、雌雄の比率が異なるかどうか、
 2日目の検討を行いました(結果はここには示さず)。
 もしかしたら、雌の割合が多いのは、
 本日は標高の高めのところで標識した個体が多いためかもしれません。
■交尾痕のある個体は0頭でした(0%)。
■前日の8月11日に標識したアサギマダラのうち、
 本日再捕獲できたのは17頭でした。
 前日放蝶した527頭に対して、本日は
 17/504頭の割合で再捕獲されたことになりますから、
 簡易な方法による前日の推定頭数は、
 527×504/17=15624[頭]
 となります。
 すなわち、8月11日には約1万5千頭程度のアサギマダラが
 「ゲレンデ周辺(見えないところも含めた仮想領域)」にいたと推定されます。
■過去5日間の推定頭数も、1万頭余でした。
 前日の推定も13561頭でしたので、
 頭数は増加していると考えられ、
 ゲレンデにいるアサギマダラの頭数は
 およそ1万5千頭前後であると示唆されます。
■過去4日間(8月9、10、11日)と同様に、
 日付を問わないで計算する別な推定法も行ってみましょう。
 8月6日、7日、8日、9日、10日、11日の
 日付がある再捕獲個体の数(=本日再捕獲した個体数)を合計すると、
 1+10+13+12+8+17=61頭です。
 昨日までの累積標識頭数は
 174+346+491+524+386+527=2448頭でした。これから、
 2448×504/61=20226頭[=約2万頭]
 という推定値が出ます。
 前日の推定値も増加傾向を示していたことと考え合わせると、
 今回の推定値はゲレンデの個体数が8月11日から12日にかけて、
 本当に増加したことを示唆していると解釈できます。
 [注:本ブログでは推定値の誤差に関する詳細な議論は省きます]。
■6日目は「中程度に古い個体」は1頭いました(雄)。
 また、「古い個体」は3頭いました(いずれも雄)。
 両方合わせると3例で、0.6%になります。
 今日は少なめでした。他はすべて新鮮と判断されました。
■翅に変形が見られたのは504中3頭(雌1、雄2)で、
 その割合は0.6%で、過去5日間を通して1%前後です。
■すでに上述しましたが、この日も、標高の上下で、
 雌雄の比率が異なるかどうかが分かるような記録を取りました。
■白い部分が多く、「シャンデリア」と
 筆者が呼ぶ個体が4頭以上観察されました。
 これは増えつつあることを示しています。
■前日はヘアペンシルを出し例がありましたが、
 この日はありませんでした。
■腹部にかじられた跡のある個体がいました(SRS6032)。
 これは翅の方にもそれと合致した欠損があり、
 何かに腹部と翅を一気にかじられたものと思われました。
■腹部に「病気」と思われる変化のある個体が
 一頭いました(SRS6037)。
■天気予報では晴れという予想の一日、
 ゲレンデも天候に恵まれました。
 ゲレンデのゴンドラ駅の気温は朝9:00に20度で
 前日同様に低めで始まりました。
 途中は、晴れたり曇ったりで、昼間の温度は、
 28度程度まで上昇しました(手持ちの温度計)。 
■この日は、筆者の回りや捕虫網の回りに
 寄って来た個体はいませんでした。
■8月12日に大変不思議に思ったことは、
 17:30を過ぎた頃に、いつもならまだ多くの個体が
 見られる場所で、全く一個体も目撃できなくなったことです。
 温度は23度くらいあり、天候も不良ではないのに、
 このようなことが起きたことは
 過去には一度も体験したことがありません(グランデコでは)。
 あえて言えば、昼間にそこそこ曇ったり、天気になったりで、
 過ごしやすかったため、多くのアサギマダラは
 昼間に「食事」を済ますことができたので、
 夕方には「食事」に出る必要がなかったことが推測されます。
■2007年に、筆者がグランデコで放蝶した個体
 「SRS 8606 デコ 9/3」を
 愛知県のご自宅のフジバカマで偶然に
 再確認してくださった嶋さんが、
 グランデコに初めてアサギマダラの標識に来られ、
 ゲレンデでお会いすることができました。 
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP
<参考HP>
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
2008年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
■ランキングのために次の2つをそれぞれ一押ししていただければ幸いです:
(一日一押し)→

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