アサギマダラと自然のよろこび+仏像の写真・画像 【SRS研究所】

アサギマダラは渡りをする蝶、旅をする蝶。その生態と移動調査(マーキング)と国内外の四季の自然を画像で紹介。地球はよろこびの惑星。有限の惑星の無限の美しさと素晴らしさに共鳴・共感しませんか。植物図鑑、昆虫図鑑、動物図鑑も兼用。仏像写真の特殊処理画像も紹介。

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【ほぼ完全版】長野県白馬山麓「のっぺ山荘」近域でのアサギマダラのマーキング4日目(9月15日)は曇天下で195頭に標識。雌6.7%。午後やや移動個体増加。やなば国際スキー場でも標識。グランデコで標識した個体に再会し自己再捕獲2例目。「のっぺ」累計601頭。[080915。SRS17457-17651。長野県。のっぺ山荘]

■08年9月15日(月曜日)は、
 08年の白馬山麓「のっぺ山荘」での
 アサギマダラのマーキングの4日目でした。
 SRS17457からSRS17651までの
 195頭を標識することができました。
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[080915] 長野県大町市平 中綱湖畔 「のっぺ山荘」。
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■長野県の「のっぺ山荘」では例年9月中旬から下旬にかけて、
 フジバカマ園にて、多くのアサギマダラが
 しばらく時を過ごして南への旅を続けていきます。
■9月15日は、終日雲りの日でした。
 朝は鹿島槍スキー場に行きましたが、2頭をみかけたのみでした。
 湖畔にいくと、若干名のアサギマダラがいました。
 その場所で、のっぺ山荘の方に出会い、やなば国際スキー場での
 標識を勧められました(ただし、ここは許可なく標識することは
 できません)。結局、午前中は、主にやなばで標識をし、
 標識数150頭を超え、午後になって、のっぺ山荘に移動しました。
 のっぺ山荘では、午後14:00過ぎに少し個体数が増えた
 という印象を持ちました。
■このときに、グランデコで筆者が標識したSRS3440を
 自己再捕獲することができました。
 これは2例目の自己再捕獲例となりました。
 福島県グランデコでの初日の8月6日に筆者が標識して放蝶した
 「SRS3440 デコ」でした
 (SRS17621 NP 9/15)。
 40日かけて、南西方向に237kmを移動したことになります。
 グランデコでの移動は遅れる傾向がありましたが、
 この個体はその場にいた方々に見ていただくことができました。
■この日はグランデコに続き、撮影隊が来ていましたが、
 その方々にも確認していただくことができました。
 本日は撮影もあったため、午後ののっぺ山荘では、
 そこに来られた知人と旧交を温めたり、
 情報をいただいたりすることが主となりました。
■本日はタオルに反応する個体はほとんど認めませんでした。
■本日標識した195頭のうち雌は13頭で、比率は6.7%。
 過去3日の2~3%の範囲を超えて増えた状態です。
 前日は交尾個体が2頭ありましたが、
 本日はすべて未交尾状態でした。
■病気の個体はありませんでした。
■「中古」個体は3例ありました。
 SRS17507♂、17517♂、17536♂です。
 「古」個体は0例でした。
 「中古」「古」を合わせると3例で、これは
 195例のうちの1.5%です。 
■ヘアペンシルを出した♂個体は0頭でした。
■翅に変形のある個体は2頭(1.0%)で、
 SRS17516♂と17521♂です。
 (17521は翅脈に左右差があり、
 左前翅に一部欠けがあるものです)。
■上記の195例とは別に、一度放蝶して、
 再度捕獲した個体はのべ12例以上ありましたが、
 多いので、途中から記録は中断しました。
■筆者以外の人が放蝶した個体の再捕獲はありませんでした。
■白い部分が多い個体(白い部分の斑紋模様が派手に見える個体)
 は1例のみ記録しました(SRS17585♂)。
■鱗粉のある場所の全体が普通より黒っぽい個体(黒化個体)の
 記録はありません。
■小さい個体は8頭記録しました(4.1%)。多目になっています。
 SRS17464♂、17470♂、17506♂、17518♂。
 SRS17537♂、17545♂、17587♂、17591♂。
 (小さい個体とは、油性ペン「マッキー」の
 キャップの長さよりも前翅長が短い個体のこと)。
■標識中に筆者やネットに寄って来た個体(ストーカーと呼びます)
 はありませんでした。
■前日(9月14日)に標識した187頭の個体の中で、
 本日再捕獲した個体は0頭でした。
 これは大半を別な場所で標識したためであり、
 したがって、頭数推定はできません。
■ただし、全体を大きなエリアとしてまとめて推定することは
 少しは意味があるかもしれません。
 過去3日間の標識数は406頭でした。
 9月12日の標識のある個体の本日の再捕獲は4頭、
 9月13日の標識のある個体の本日の再捕獲は1頭でした。
 9月14日の標識のある個体の本日の再捕獲は0頭でした。
 これらを合わせた数字5を用いると、
 406×195/5=15834頭
 という推定値が得られます。
 この数値は信頼性は低いものですが、
 上限を押さえる意義はありません。 
■本日は、のっぺ山荘のフジバカマ園では単発個体は見ましたが、
 アサギマダラが「群れ飛ぶ」ことはほとんどありませんでした。
 鹿島槍スキー場の裾や、中綱湖畔のフジバカマの群落では、
 「群れ飛ぶ」ことはないものの、個体数はフジバカマ園より
 多い時間帯がありました。
■この日、天気がよかったので、どのフジバカマ群落でも、
 ヒョウモンチョウの仲間が多く飛び回っていました。
 他にキチョウやクジャクチョウも見ました(撮影あり)。
 アサギマダラについても接近して撮影した個体があります
 (SRS12401♂など)。 
■周囲の草むらでは本日も終日キリギリスやクサヒバリなどの秋の虫が 
 鳴きき続けていました。
■前日までと同様、例年のようなアサギマダラの大きな群れの移動は
 まだ見られませんが、
 「福島県グランデコで放蝶した個体を2例自己再捕獲できた」
 事実から考えると、東北のアサギマダラの群れが大きなピークを
 描かないまま流れこんでいることが分かります。
■前日同様、小さい移動が観察されました。
 鹿島槍スキーで9月12日に標識した個体SRS17522を
 やなば国際スキー場で9月15日に再捕獲しました。
 この個体は鹿島槍スキー場からやなば国際スキー場に
 短距離移動したものです。
 前日の観察と合わせて、比較的自由な地域内移動が
 生じていることが分かります。
■結局、9月12-16日の4日間で、
 601頭の標識をしたことになりました。
■この日の最後には、やなば国際スキー場で、撮影隊の方々
 と経営者の金井さんのお話を伺い、翌日の撮影の打ち合わせ
 などを行いました。 
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP
<参考HP>
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
2008年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
■ランキングのために次の2つをそれぞれ一押ししていただければ幸いです:
(一日一押し)→

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