アサギマダラと自然のよろこび+仏像の写真・画像 【SRS研究所】

アサギマダラは渡りをする蝶、旅をする蝶。その生態と移動調査(マーキング)と国内外の四季の自然を画像で紹介。地球はよろこびの惑星。有限の惑星の無限の美しさと素晴らしさに共鳴・共感しませんか。植物図鑑、昆虫図鑑、動物図鑑も兼用。仏像写真の特殊処理画像も紹介。

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群馬県赤城自然園でのアサギマダラのマーキング1日目(9月19日)は台風前の曇天下で175頭に標識。雌9.7%。グランデコで標識した5個体に再会し、そのうち自己再捕獲4例。[080919。AP3001-3175。群馬県。赤城自然園]

■08年9月19日(金曜日)に、
 群馬県の赤城自然園のフジバカマ園で
 アサギマダラのマーキングをしました。
 AP3001からAP3175までの
 175頭を標識することができました。
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[080919] 群馬県渋川市赤城町「赤城自然園」。
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■前項
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-1864.html
 では、赤城自然園で、9月11日~16日の間に、
 グランデコで標識されたアサギマダラが33例も再捕獲
 されていることを紹介しました。
■そこで、実際の状況を確認するために
 今年も標識させていただくこととしました。
 例年、赤城自然園では、APマークの3000番代で
 標識させていただいて来ましたが、
 2008年も同様の設定で標識を行いました。
■9月19日は、台風13号が紀伊半島に接近して、
 翌日にも関東地方に到ろうとしている日です。
 夜から雨が降ることが予報されていましたが、
 午前中は曇天でしたので、標識が可能な状態でした。
 正午過ぎくらいから小雨が降り始め次第に雨が強く
 なりましたので、その段階で終わりとしました。
 そこまでに175頭の標識ができました。
 結果として、最も個体数の多い蝶の原っぱまで
 行かない段階で標識を終えました。
■フジバカマには非常に多くのアサギマダラが吸蜜に
 来ており、筆者がここで体験した過去数年の中では
 最もアサギマダラの密度が高い状態と思われました。
 曇天のためもあってか、いずれもゆったりと落ち着いた
 飛翔をしており、捕獲は極めて容易な状態でした。
■結果として、グランデコで筆者が標識したSRSマークの
 アサギマダラを4例自己再捕獲し再放蝶することができました。
[「SRS16973 9/5 デコ」→「AP3019 9/19 10時17分」]。 
[「SRS12522 8/31 デコ」→「AP3022 9/19 10時24分」]。 
[「SRS14750 9/3 デコ」→「AP3113 9/19 12時04分」]。 
[「SRS10004 8/27 デコ」→「AP3136 9/19 12時22分」]。 
■また、SRSではないが、グランデコで標識された個体を
 1例再捕獲しました。
[「HK 277 8/30 デコ」→「AP3022 9/19 10時24分」]。
■この間、スタッフも標識をしていましたが、スタッフは
 10例前後、SRSマークの個体を再捕獲したようです。
 やはり驚くべきことが起きています。
 開園準備委員長の片場さんがそのうちの1頭の
 「SRS10539 8/31 デコ」を筆者に持参して
 見せてくださいましたので、結果として、筆者が福島県
 で標識したアサギマダラの5頭に再会して、撮影できた
 ことになります。
■本日はタオルに反応するか否かのチェックは行いませんでした。
 (そのような確認は不要なほど個体数が多くいました)。
■本日新たにAP3000番代を標識したのは175頭でしたが、
 他にすでにAPマークのついた個体も観察しましたので、
 検討した個体の総数は237頭でした。
 そのうち雌は17頭でしたので、比率は7.2%です。
 長野県大町市でのデータと比べると高めの値です。
■17頭の雌のうち、交尾痕がある個体は5例でした(29.4%)。
 筆者の記法で所見を示すと、
 AP3001(-+-)、AP3026(++ + -)、
 AP3044(++ +-)、AP3092(-+-)、
 AP3111(++ +-)、AP3123(-+-)、
 AP3162(- +-)、AP3173(-+-)。
 このうち、++とあるのは、腹部硬結がある例です。
 グランデコではほとんど交尾していませんので、
 東北から赤城自然園に移動するまでに、
 ある程度の割合で交尾をするものであることが推測されます。
■病気の個体はありませんでした。
■「中古」個体は2例ありました。
 AP3008♂、3046♂です。
 「古」個体は3例ありました。
 AP3016♂、3113♂、3178♂です。
 「中古」「古」を合わせると5例で、これは
 237例のうちの2.1%です。 
■ヘアペンシルを出した♂個体は0例でした。
■翅に変形のある個体は2例(0.8%)で、
 AP3038♂とAP3148♂です。
■237頭のうち、62頭がすでにスタッフにより
 APマークが標識されていました。
 標識率は約26%だったことが分かります。
 前日までに標識は1000頭近くまで済んでいましたから、
 かなり多くの個体が新たに来たものと推測されます。 
■白い部分が多い個体(白い部分の斑紋模様が派手に見える個体)
 の記録は0例。
■鱗粉のある場所の全体が普通より黒っぽい個体(黒化個体)の
 記録はAP3114♂のみ。
■小さい個体は10頭記録しました(4.2%)。
 少なくないと言えます。
 AP3011♂、3012♂、3037♂、
 3041♂、3051♂、3055♂、3086♂、
 3087♂、3090♂、3093♂。
 (小さい個体とは、油性ペン「マッキー」の
 キャップの長さよりも前翅長が短い個体のこと)。
■標識中に筆者やネットに寄って来た個体(ストーカーと呼びます)
 はありませんでした。
■園内のフジバカマの群落では、
 おびただしい数のミドリヒョウモンが吸蜜に訪れていました。
 樹林ではミンミンゼミが鳴いていました。
■赤城自然園のこれからの成果が大変楽しみです。
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP
<参考HP>
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)
群馬県の自然旅行体験(SRS研究所)
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
2008年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
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