松代小学校の大代孝浩先生によりアサギマダラの
マーキング会が開催されました。
大代先生は以前からこの地域でアサギマダラのマーキング
を教え子に指導して来られました。
参加者は主に大代先生の教え子とそのご家族です。
時間帯は9時から12時頃までで、フジバカマ園に吸蜜に
来たアサギマダラの約150頭に標識がなされました。
■結果として、福島県グランデコから移動して来た2頭と
群馬県赤城自然園から移動して来た1頭が再捕獲されました。
前者は「SRS6167 デコ8/12」(筆者が標識した個体)と、
「HK275 デコ 8/30」です。後者は
「AP 078 9/11」でした。これらの詳細は別の項目で示します。
■この日は、愛知県の石浜さんのご家族や、長野県の櫻井さん
など、以前から熱心にアサギマダラのマーキングをして来られた
方も参加されました。のっぺ山荘で標識をして来られた西川
さんも参加されました。
このときに、筆者が福島県で標識したSRSマーク蝶が、櫻井さん
により2頭、石浜さんにより1頭再捕獲されました。
これらに関しては、すでに本ブログで報告済みです。
すべてを合わせると、この日は、福島県グランデコから移動して
来たアサギマダラが5例(そのうち、筆者の標識したSRSマーク
の蝶は4例)が再捕獲されたことになります。
櫻井さんはこの日162頭、石浜さんはこの日138頭、合計して
300頭を標識されましたので、子供の例と合わせて、約450頭
の中に、4例のSRSマーク蝶が含まれていたことになります。
これはかなり密度の濃い「グランデコ集団」が本日のアサギマダラ
の群れに混ざり込んだことを示唆しています。
■この日、筆者は長野県の大鹿村の鳥倉林道から移動して来たアサギ
マダラを再捕獲しました。これに関しては、後の記事で示します。
■なお、この様子は、筆者とアサギマダラを福島県から取材して
来た撮影班によって記録されました。
以上 筆者MK。
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●SRS研究所の公式HP
<参考HP>
●2008年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
●グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)
●長野県の自然旅行体験
●3Dアサギマダラの世界(SRS)
●SRSアサギマダラ生態図鑑
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