食草はウマノスズクサ科のつる植物。
奄美大島では春先から秋遅くまで見ることができる。
写真は11月8日に龍郷町の路傍でウマノスズクサを発見したところ、
その葉を食べていた幼虫。
柑橘類を食べるアゲハ類と異なり、色は褐色で、全体に突起が出ている。
ウマノスズクサにはアリストロキア酸というアルカロイドの一種を含み、
この毒を蓄積するために、鳥などに食べられることから身を守る。

[061111] 鹿児島県大島郡龍郷町(奄美大島)。
アゲハチョウ科ジャコウアゲハ(麝香鳳蝶、麝香揚羽)。学名Atrophaneura alcinous(またはByasa alcinous)。
ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属ウマノスズクサ(馬の鈴草)。学名Aristolochia。
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