メートルの比較的低い山でアサギマダラが撮影されまし
た。
福島民報の記者から、標高1400m前後のグランデコ
スキー場のデコ平でアサギマダラの調査をしている筆者
のもとに、その出来事の意義に関して問い合わせ取材が
ありました。
その内容は、翌日、以下のような記事として「福島民報」
の3面に掲載されました。
この個体は、写真から見ると、ヒヨドリバナ属の植物に
吸蜜しているように見えます。より標高の高いところに
移動する途中の個体であった可能性もあります。
■以下にはその出来事を紹介した「福島民報」新聞の記事を
引用しました。
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福島民報 2008年8月12日 3面
<タイトル>
「標高低い茶臼山(伊達)に飛来
アサギマダラを撮影」
<本文>
● "旅をするチョウ"として知られるアサギマダラが十一日まで、
に、伊達市霊山町の茶臼山で発見され、地元の写真店経営
菅野甚作さん(六八)が撮影に成功した。
● アサギマダラは夏前から北上し、秋は南下する習性を持つが、
生態については謎が多い。ヨツバヒヨドリの花を好み、主に
標高の高い部分で見られることから、標高約二二五メートルの
茶臼山で見られることは珍しいという。
● 菅野さんは四十年以上前から毎日、茶臼山に登り、動植物を
写真に収めている。十日午後一時ごろ、黒、青、茶の美しい
羽をみつけ、夢中でシャッターを切ったという。「駒ケ岳で
アサギマダラを見たことはあったが、まさか地元で見られる
とは」と驚いていた。
<写真> 伊達市の茶申山で発見されたアサギマダラ
=菅野甚作さん撮影(省略)。
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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●SRS研究所の公式HP[SRS速読法・SRS能力開発法指導]
<参考HP>
●2008年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
●グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)
●3Dアサギマダラの世界(SRS)
●SRSアサギマダラ生態図鑑
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