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アサギマダラと自然のよろこび+仏像の写真・画像 【SRS研究所】

アサギマダラは渡りをする蝶、旅をする蝶。その生態と移動調査(マーキング)と国内外の四季の自然を画像で紹介。地球はよろこびの惑星。有限の惑星の無限の美しさと素晴らしさに共鳴・共感しませんか。植物図鑑、昆虫図鑑、動物図鑑も兼用。仏像写真の特殊処理画像も紹介。

09年3月30日、鹿児島県喜界島は相変わらず雨天が続き、曇り空になったときに渡り蝶アサギマダラの4頭に標識できた。[SRS2~SRS5 3/30 キカイ。喜界島]

■09年3月30日に、鹿児島県喜界島で、
 今年3日目のアサギマダラの調査を行いました。
 中央部の百之台では3日連続の雨天でしたが、
 島の一部では曇り空のときがありました。
 空港の南西の荒木遊歩道の休憩所あたりで、
 モンパの木を訪れた4頭のアサギマダラに出会い、
 SRS2からSRS5までの標識(マーキング)を行いました。
 いずれも雄で、鮮度は中の上。他にも2頭を目撃しました。
この時期にとにかく若干のアサギマダラに出会えたことは
 うれしいことでした。
■荒木の遊歩道は、4名の方が出動して、芝刈り機で多くの雑草を刈り、
 散歩道を整備しておられました。そのために、
 過去2日とは様変わりして、歩きやすい道に生まれ変わった印象でした。
 次回訪れるまでにどの程度雑草が伸びているかが、
 今年の季候を知る上での一つの目安になります。
 その意味で、草刈りの前後に丁度出会えたことは
 ラッキーだったと感じられます。
■以上で、3月の喜界島での調査を終えたことになりますが、
 天候が不良のためフェアな比較はできないものの、
 印象としてはアサギマダラは例年より少ないと思われました。
 もしそうならば、昨年の秋のアサギマダラとの出会いが、
 喜界島では例年より少なかったことと対応している可能性があります。
■アサギマダラ以外の蝶では、モンキアゲハ2頭と
 モンシロチョウ2頭を見たのみで、天気が悪いことを考慮に入れても、
 蝶が全般的に少ない年であると推測されました。
■夕方の飛行機で、奄美大島に移動しましたが、
 奄美大島は曇天の夕方で大変暗く、昆虫は全く見られませんでした。
■2009年のアサギマダラの標識情報は、
 筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
 の頁に表示してあります:
   2009年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
    以上 栗田昌裕
SRS-5
上の画像は、5番目の標識個体(雄)。喜界島の荒木遊歩道にて。
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP[SRS速読法・SRS能力開発法指導]
<参考HP>
2009年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
喜界島の自然旅行体験(SRS研究所)
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
■ランキングのために次の2つをそれぞれ一押ししていただければ幸いです:
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