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アサギマダラと自然のよろこび+仏像の写真・画像 【SRS研究所】

アサギマダラは渡りをする蝶、旅をする蝶。その生態と移動調査(マーキング)と国内外の四季の自然を画像で紹介。地球はよろこびの惑星。有限の惑星の無限の美しさと素晴らしさに共鳴・共感しませんか。植物図鑑、昆虫図鑑、動物図鑑も兼用。仏像写真の特殊処理画像も紹介。

09年3月31日、鹿児島県奄美大島で渡り蝶アサギマダラの調査を行ったが、雨天のため出会うことはなかった。[奄美大島]

■09年3月30日の夕方に鹿児島県喜界島から奄美大島に移動しました。
 翌31日は、奄美大島でのアサギマダラの調査を行いました。
 奄美市の旧笠利町と旧住用村、および龍郷町を回りました。
 結果としては、いずれも、雨に降られ続けて、
 アサギマダラを見るどころではありませんでした。
 ただし、例年と比べて、植物の成長や開花の状況を知ることができました。
 アサギマダラが訪れるムラサキカッコウアザミは、
 旧住用村において、そこそこに開花をしていましたが、
 過去に群落を作っていた場所では、かなり株が減っている場所が大半で、
 おそらく晴れていても多くのアサギマダラに出遭うことは
 容易ではないような印象を受けました。
■他の開花植物としては、オオシマウツギが満開状態でした。
 スダジイ(イタジイ)も一部では開花を見ました。
 園芸植物では、アマリリスも一部では開花しており、
 やや早い季節の到来を思わせます。
 藤の花が満開になっている場所があったことも同様の印象を裏付けます。
 喜界島では、蜜柑の花がほぼ終わりに近づいていましたが、
 このことも、奄美諸島で、やや早めに季節が推移していることを想像させます。
 早咲きのヒカンザクラはすでに6-7mm程度の実をつけていました。
 例年3月には山々が緑で覆われ、麗しい新緑を鑑賞できるのですが、
 その点は例年通りと言えそうでした。
■アサギマダラ以外の蝶では、宇宿において、
 リュウキュウアサギマダラを一頭見たのみでした。
■2009年のアサギマダラの標識情報は、
 筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
 の頁に表示してあります:
   2009年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
    以上 栗田昌裕
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP[SRS速読法・SRS能力開発法指導]
<参考HP>
2009年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
喜界島の自然旅行体験(SRS研究所)
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
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