早いものでは冬場から春先にも花を見ることができる。
それに対して、屋外で自然に育つ株の場合は、
5~6月頃に咲くものが多く、その年ごとの季節の推移を
教えてくれることがある。
以下には、東京の文京区で、09年5月19日に
満開に咲いた株の画像を下に示す。
■南西諸島では、連休の頃に咲くのが基本と筆者は考えているが、
09年の喜界島では連休のときには完全に咲き終えていた。
すなわち、09年の喜界島は季節が早まっていたことになる。
下記に示した08年の記録によれば、都内では6月中旬に咲き始めた。
ということは、東京では、今年は3週間近く季節の動きが
早いことを示唆している。
一種類の植物だけでは議論は雑になるが、
そのような観察の積み重ねで、季節というとらえどころのないものを
とらえるセンスを育てていきたい。
■下の写真は、09年5月20日のもの。
朱色の発色が美しい。

090520。東京都文京区にて。
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■本ブログの過去のアマリリスの記事は以下を参照。
●「6月中旬、都内ではアマリリスが美しく咲き始めた。
[080615。東京。3D立体視。アマリリスNo.4]」
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-1612.html
●「アマリリスの花が驚くほど数多く集まって咲き群れていた
(喜界島にて。アマリリスNo.3)」
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-744.html
●アマリリスは南西諸島では季節の進行の目安になる
(喜界島にて。アマリリスNo.2)
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-717.html
●朱色のアマリリスが一月に美しく咲いた(アマリリスNo.1)
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-279.html
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■アマリリスは、
ヒガンバナ科ヒッペアストルム属の園芸雑種。学名Hippeastrum × hybridum。
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■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●SRS研究所の公式HP[SRS速読法・SRS能力開発法指導]
<参考HP>
●東京の自然旅行体験(SRS研究所)
●SRS植物図鑑
●3D植物園(SRS研究所)
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