アサギマダラと自然のよろこび+仏像の写真・画像 【SRS研究所】

アサギマダラは渡りをする蝶、旅をする蝶。その生態と移動調査(マーキング)と国内外の四季の自然を画像で紹介。地球はよろこびの惑星。有限の惑星の無限の美しさと素晴らしさに共鳴・共感しませんか。植物図鑑、昆虫図鑑、動物図鑑も兼用。仏像写真の特殊処理画像も紹介。

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大分県姫島から筆者の標識したアサギマダラが石川県珠州市川浦(能登半島の先端)まで22日間で661km移動した。09年の姫島からの北上移動の4例目。09年の姫島関連の移動個体のまとめと、筆者のコメント。移動距離は30-40km/日。[SRS188 ヒメ5/22→すずじけ 6/13 ミリコ220。大分県。姫島。石川県]

■09年5月22日の大分県姫島で筆者が標識した
 「渡り蝶アサギマダラ」が、22日後に、
 能登半島の先端の石川県珠州市の海岸で再捕獲されました。
 これは2009年の春に姫島から移動した第4例目になります。
 第2、3例目も同じ珠洲市の海岸で再捕獲されていました。
 アサギMLに報告した以下の内容を抜粋して紹介します:
■「 [asagi: 014418] 【移動情報2例】
  「大分県姫島 5/22 → 石川県珠州市 6/13
   (SRS188ヒメ→すずじけミリコ220)♂。
   北東方向に22日間約661kmの移動」。・・・後半略・・・」。」

 ●松井正人さん、砂山さん、アサギマダラのMLの皆さん、東京の栗田昌裕です。
 ●松井さんから、砂山さんの再捕獲された「SRS ヒメ」マークの
  個体の情報をいただきましたので、移動情報を示します。
----中略---
 ●移動情報
  大分県姫島5/22 → 石川県珠州市 6/13
 (東北方向に約661km移動。移動期間22日)
 ●標 識: SRS 188 ヒメ 5/22
  性 別: ♂
 ●標識日:2009年5月22日
  標識地:大分県東国東郡姫島村
  標識者:栗田昌裕
  備考:晴れ。画像あり。
   ↓
 ●再捕獲地:石川県珠洲市川浦
  再捕獲日:2009年6月13日 10:24
  再捕獲者:砂山 美里子
  その他:「すずかわうら 6/13 ミリコ220」を追記して放蝶
画像あり
 ●<コメント>
 (1)再捕獲および御報告ありがとうございました。
珠洲市川浦、珠洲市寺家、珠洲市高屋、いずれもスナビキソウが
あるのでしょうか。あるとすれば、どの程度あるのでしょうか。
ないとすれば、他に誘引する植物があるのでしょうか。
参考までに知ることができれば、と思います。
 (2)上記2例で、2009年の姫島からの北上移動は4例になりました。
   出発日の順に並べると以下のようになります。
 1■S.C 45 ヒメ 5/11 → うの ツルガ 5/26 456km移動 15日間
  姫島5/11(中城信三郎) → 福井県敦賀市5/26(宇野弘子・重明)
2■SRS 188 ヒメ 5/22 → ミリコ220 すずかわうら6/13 661km移動 22日間
  姫島5/22(栗田昌裕)→ 石川県珠洲市高屋6/13 (砂山美里子)
 3■SRS 645ヒメ 5/23 → ミリコ135 すずたかや6/8 655km移動16日間
  姫島5/23(栗田昌裕) → 石川県珠洲市高屋6/8 (砂山美里子)
 4■S.C 129 ヒメ 5/26 → ミリコ174 すずじけ6/12 661km移動17日間
  姫島5/26(中城信三郎) → 石川県珠洲市寺家6/12(砂山美里子)
他に、上五島から姫島に来た例もあります。
 5■MG 246 上五島 5/15 → SRS444 ヒメ 5/22 260km移動7日間
  上五島5/15(野下広人)→ 姫島5/26(中城信三郎)
 砂山さんには3例も再捕獲していただき、感謝に堪えません。
(3)1■の平均移動距離は30.4km/日。
   2■では30.0km/日
   3■では40.9km/日
   4■では38.9km/日
   5■では37.1km/日、となっています。以上から、
  09年の姫島関連の個体で見ると、およそ「約30~40km/日」が
  移動距離の目安になることが分かります。
いずれも移動方向は、「北東」で、しかも東北東に近い比較的揃った
ベクトルになっていることが注目されます。
(4)今回の2例も、「姫島→能登半島」と移動したのは、
  興味深いことだと思います。
  珠洲市(すずし)の3箇所についてみると、
  高屋と川浦、川浦と寺家(じけ)の距離はどちらも5km前後のように
  地図では見えます。
その方向をねらっていったのか。分散した結果の一部にたまたまそこで
相対的に多く出会ったに過ぎないのか、いろいろな考え方が可能です。
しかし、姫島から移動した個体群の過去6年の全データを見ると、
その方向を狙って飛んだ個体が相対的に多いのではないかと思われて
来ます。是非、この移動の続きのストーリーをどなたかに作って
いただければ幸いです。新潟、山形、秋田、北海道・・・?
  他方で、長野、埼玉、群馬などに移動したグループもいますから、
  事情は単純ではありません。個人的には、解釈に地形と温度分布を
  組み込む必要性があると考えています。
●2009年6月16日 姫島のアサギマダラを守る会
  栗田昌裕
-------------------------------------------------------------
■筆者(栗田)が関わったアサギマダラの移動個体のリストおよび、
 それらを日付順に追った時系列的な表は
 筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
 の頁に表示してあります:
   ●2009年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
■姫島からの2009年の移動の第一例は、
 以下のブログ記事に示しました:
 「09年5月26日、大分県姫島を5月11日に出た
  アサギマダラが福井県敦賀市で再捕獲された。
  14日間東北東に約456kmの移動。
  [SC45 ヒメ 5/11→うの ツルガ 5/26。福井県。大分県。姫島]」
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-2179.html
■姫島からの2009年の移動の第二例は、
 以下の2つのブログ記事に示しました:
 「大分県姫島から筆者の標識したアサギマダラが石川県珠州市
  (能登半島の先端)まで16日間で655km移動した。
  [SRS645 5/23→すずたかや 6/8 ミリコ135。大分県。姫島。石川県]」
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-2212.html
 「大分県姫島から石川県珠州市(能登半島の先端)まで
  16日間で655km移動したアサギマダラの雄の翅の
  出発前と到着時の写真を掲載して比較。意外に鮮度が
  落ちていない例。[SRS645 5/23→すずたかや 6/8 ミリコ135。
  大分県。姫島。石川県]
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-2225.html
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP
<参考HP>
2009年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
姫島の自然旅行体験(SRS研究所)
姫島のアサギマダラを守る会の紹介
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
■ランキングのために次の2つをそれぞれ一押ししていただければ幸いです:
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