アサギマダラと自然のよろこび+仏像の写真・画像 【SRS研究所】

アサギマダラは渡りをする蝶、旅をする蝶。その生態と移動調査(マーキング)と国内外の四季の自然を画像で紹介。地球はよろこびの惑星。有限の惑星の無限の美しさと素晴らしさに共鳴・共感しませんか。植物図鑑、昆虫図鑑、動物図鑑も兼用。仏像写真の特殊処理画像も紹介。

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福島県のグランデコでのアサギマダラのマーキング情報。7日目は台風9号の影響で雨天と曇天の繰り返し。標識頭数は91頭。[09年08月11日。SRS1825-1915。福島県。デコ平]

■福島県の裏磐梯にある耶麻郡北塩原村のグランデコスキー場のデコ平で、
 08年8月11日に、アサギマダラの7日目のマーキング調査をしました。
■本日は、台風9号は八丈島付近を通過して、太平洋上に抜けていきました。
 その影響で14人が死亡、13が行方不明になっています(岡山県・兵庫県)。
■デコ平では、午前中は朝から弱雨が降り続け、
 昼過ぎにときどき雨が止む時間帯が生じ、
 一瞬、日ざしが見られたときもありました。
 気温は朝は20度でしたが、日ざしが出たあたりでは24度程度になりました。
■アサギマダラはSRS1825-1915の91頭に標識をしました。
 一時に多くのアサギマダラを見ることはなく、
 小雨の中を滑空していたり、
 濡れたヨツバヒヨドリで吸蜜するのをたまたま見つけたりして、
 一頭ずつ標識した結果です。
■雌は13頭で、割合は14.3%でした。
 古い個体はいませんでした。
 翅の形に異常が見られる個体は2例(2.2%)。
 1例は雌で、ごくわずかな翅のひきつりで、
 1例は雄で、右後翅の変形がありました。
■8月6日に標識したアサギマダラを2例自己再捕獲しました。
 SRS1582とSRS1515です。
 8月7日から、新たな拡散などが起きていないとすると、
 212×91/2=9645という推定値が出ますが、
 実際は拡散が起きているでしょうから、この推定値は、
 事実の上限を与えている数と思われます。
 [本来の推定は8月10日の個体数を用いないといけませんので、
 この推定には前提に関する無理があります。
 ただし、8月10日の標識個体数は0頭でしたので、
 本来の個体数は推定できません]。
 印象としては、例年の5分の1の個体数と思われます。 
■過去数年の通例では8月10日を過ぎたあたりでは、
 アサギマダラの個体数はピークを迎えましたが、
 今年はそのような気配が全くありません。
 もっとあとで増えてくるのか、それとも
 このまま少ない数で行くのか、そこに関心があります。
■アサギマダラが集まるヨツバヒヨドリは、
 1、2日の間に、2-3割程度の開花から、
 一気に6-7割の開花に進んでしまいました。
 8月中旬になって、やや花色に赤みが増して来ました。
■アサギマダラが好きなコシアブラの樹の一本に、
 数頭のアサギマダラが吸蜜に来ていました。
 SRS1885(雌)とSRS1886(雄)は
 そこで捕獲し標識しました。
 コシアブラに集まるときは、小雨が降っているときで、
 ヨツバヒヨドリの蜜が雨で薄まり、誘引力がないときです。
■ゲレンデに固まりとして残してあった雪は、
 前日よりさらに減りました。
■今朝の段階での北塩原村近域の予報は以下の通りでした:
 降水確率は30%(~12時)、30%(12~18時)、30%(18~24時)。
 天気は曇り。15時には晴れ、となっていました。
 実際は、小雨が6割くらいの時間を占めていました。
 日ざしが見えたのは20-30分ほどでした。
 明日の予報は降水確率10%。終日曇り、となっています。
■2009年の8月は、アサギマダラに活動にとって、
 条件のよい日が一日もないまま中旬に近づいています。
 この出来事の続きはどうなるのでしょうか。
■蝉はエゾゼミ(推定)の鳴き声が意外によく聞こえていました。
 ミンミンゼミやヒグラシの声はありません。
■アキアカネは数多くみかけますが、雨の降っているときには、
 木の葉、草の葉に止まっています。
■蝶で見たものはウラギンヒョウモン(数頭)、
 オオウラギンスジヒョウモン(1頭)、クロヒカゲ(10頭程度)、
 キマダラヒカゲ(数頭)、ヒメシジミ(1頭)。
■ゲレンデのやや下ではアザミがぐんぐんと伸びて、背丈を超えています。
 ゴマナもところによっては背丈を超えています。
 ヤマニガナも数日で背丈を超えるほど伸びました。
 伸びの早いこれらの群落にはまだ蕾の形成も不十分です。
■ゴンドラから見ると、8月中旬を迎えて、
 さまざまな樹木の緑の葉に黄色みが増して来ました。
 タラ、笹、シダの仲間、フキ、アザミ、などなど。
 オオカメノキは葉に赤みがさしてきました。
 よく見ると葉の色の変化に微妙な季節の移ろいを感じます。
 ただし、カエデ類やウダイカンバなどの紅葉・黄葉はまだです。
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■筆者(栗田)が関わったアサギマダラの移動個体のリストおよび、
 それらを日付順に追った時系列的な表は
 筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
 の頁に表示してあります:
   ●2009年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP[SRS速読法・SRS能力開発法指導]
<参考HP>
2009年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
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