アサギマダラと自然のよろこび+仏像の写真・画像 【SRS研究所】

アサギマダラは渡りをする蝶、旅をする蝶。その生態と移動調査(マーキング)と国内外の四季の自然を画像で紹介。地球はよろこびの惑星。有限の惑星の無限の美しさと素晴らしさに共鳴・共感しませんか。植物図鑑、昆虫図鑑、動物図鑑も兼用。仏像写真の特殊処理画像も紹介。

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鹿児島県奄美大島で筆者が標識した渡り蝶アサギマダラが東京都八王子市の八王子城跡で再捕獲された。40日間に北東に1238km移動した例。2008年にも八王子市で筆者の標識したアサギマダラが撮影されていた。過去4例の奄美からの北上例を整理して紹介。[SRS 81デコ09.5/3 → 捕獲6/12。奄美大島。東京都]

■09年5月3日に、鹿児島件の奄美大島で
 筆者がマーキングした「旅をする蝶」アサギマダラが
 1238kmの距離を北東に40日間移動して、
 東京都の八王子市の八王子城跡で再捕獲されました。
 春の北上の旅の再捕獲例は、秋の南下の旅の再捕獲に比べると
 例が少ないのですが、奄美大島からの北上は、
 過去には3例しか知られていません。
 本例が4例目になります(そのうち3例が筆者の標識例)。
 したがって、本例は大変貴重な例と言えます。
 そのうち、2例が東京都の八王子で再捕獲されたことは
 注目に値します。
 以下はアサギマダラのMLに報告した記事を引用します:
■ [asagi:014686] 【移動情報】奄美大島住用町 09.5/3
    → 東京都八王子町 6/12
    (SRS 81 アマミ 5/3→ 捕獲 6/12) ♂。
   40日間・約1238kmの移動。
   奄美から北東に本州への北上の4例目。過去例の整理。
 ●齋藤さん、MLの皆さん、東京の栗田昌裕です。
 ●齋藤さんからasaginet掲示板上で御報告をいただき、
  [投稿日 2009/09/27(Sun) 04:05 No.1982]
  09年5月に奄美大島で筆者が標識した個体が
  東京都に移動していたことが分かりましたので、
  移動情報を示します。
  齋藤さん、ありがとうございました。
 ●移動情報
  鹿児島県奄美大島 5/3 → 東京都八王子市八王子町 6/12
  (北東方向に約1238km。移動期間40日)
 ●標識:SRS 81 アマミ 5/3
  性別:♂
 ●標識日:2009年5月3日
  標識地:鹿児島県奄美大島奄美市住用町
  標識者:栗田昌裕
  備考:ムラサキカッコウアザミに訪花。画像あり。
  ↓
 ●再確認日:2009年6月12日
  再確認地:東京都八王子市八王子町3 八王子城跡
  確認者:齋藤東悟
  備考:「曇天 沢沿い ただ飛んでいる アサギを捕獲」。
    撮影画像あり。
 ●<追記>
  1)送っていただいた画像を確認しました。
   筆者が5月3日に奄美大島で
   標識した個体に間違いありません。
   画像によれば、右後翅の前縁に小さな破損がありますが、
   翅のそれ以外のところには破れなどの破損が見られないのが
   注目すべきポイントです(ただし、翅の表面や外縁の白毛は
   1200kmの移動に合致した程度に摩耗しています)。
  2)2008年には、奄美大島から今回と同じ八王子市への移動が確認
   されましたが、そのときに以下のように記載しました。
   「2008年の春は喜界島と奄美大島とで合計472頭に標識しました。
   本例はその最終日に標識した個体です。
   今年はアサギマダラに遭遇するチャンスが奄美大島では特に少なく、
 いったいアサギマダラはどうなったのか、と心配するほどでした。
 しかし、本例のようにしっかりと北上をして、
 撮影をされた例が出たことに関しては
 『さすがアサギマダラ!』と喝采をしたくなります」。
   本年(2009年)は、喜界島と奄美大島との合計は102頭と前年より
   さらに少なく、そのうち、奄美大島では85頭しか標識できませんでした。
 それでも、そのうちの1頭が前年と同じ八王子市で再捕獲されたと
 いうことは、何と凄いことかと思います。
 北上のアサギマダラは、これまで筆者が漠然と考えて来た以上に、
 「しっかりとした針路のビジョンを持って」移動しているのかもしれません。
  3)過去には、奄美大島からの北上例は、私の知る限り本例を含んで4例だけが
   知られています。それらを整理しておきます。
   一例目は2004年のもので、5月に本例同様に住用村で標識した個体が
   兵庫県に移動して再捕獲されました(住用村はその後、奄美市住用町となり
   ましたが、当時の表示で示しておきます。
1■鹿児島県住用村(奄美大島)04.5/6 → 兵庫県三木市別所町小林 04.5/17
 「SRS525 アマミ 5/6」(♂)        捕獲
  栗田昌裕                 川内正広
   北東へ 約 897 km 移動(移動日数: 11 日)
  このときは以下のように、同じ頃に喜界島で標識した個体が
  長野県で再捕獲されました。
参考■鹿児島県喜界町(喜界島) 04.5/5 → 長野県根羽村茶臼山 04.7/4
 「SRS463 アマミ 5/5」(♂)        捕獲
  栗田昌裕                 伊豫田壽男
    北東へ 約 1057 km 移動(移動日数: 60 日)
  二例目は以下の2008年の4月の例です。
2■鹿児島県大島郡龍郷町戸口 08.4/25 → 兵庫県淡路市松帆の浦 08.5/18
 「YM マエソノ AMAMI 1011」(♂)     捕獲、写真撮影。 
  前園泰徳                   矢延直樹
    北東へ 約 863 km 移動(移動日数:23日)
  三例目が本例で、二例目の直後の同じ2008年の5月の例です:
3■鹿児島県奄美市住用町 08.5/2 → 東京都八王子市裏高尾町 08.5/18
 「SRS 458 アマミ 5/2」(♀)       写真撮影 
      栗田昌裕             小島健
    北東へ 約 1235 km 移動(移動日数:16日) 
4■鹿児島県奄美市住用町 08.5/3 → 東京都八王子市八王子町 08.6/12
 「SRS 81 アマミ 5/3」(♂)       捕獲、写真撮影 
      栗田昌裕             齋藤東悟
    北東へ 約 1238 km 移動(移動日数:40日) 
  4)グランデコからのアサギマダラの状況は
    筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
    の頁に表示してあります:
 2009年のアサギマダラ移動調査報告
 以上
  栗田昌裕 
  (グランデコ・アサギマダラ観察会・オフィシャルアドバイザー)
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP[SRS速読法・SRS能力開発法指導]
<参考HP>
2009年のアサギマダラ移動調査報告(SRS)
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)
東京の自然旅行体験(SRS研究所)
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
■ランキングのために次の2つをそれぞれ一押ししていただければ幸いです:
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