多雨林に恵まれ数多くの国立公園があり大部分が世界遺産にも指定されている。
■タスマニアには数多くの動物が生息するが、その代表がタスマニアンデビル。この動物に出会え、しかも餌付けの様子を観察できるのが下の画像に示した動物園である。
正式な名称はTasmanian Devil Conservation Parkと呼ぶ。
■ここではフォレスターカンガルー、ポッサム、ワラビー、コカトゥ、ワライカワセミなどの動物に出会うことができる。また、オーストラリアガマグチヨタカ(Taenys frogmouth)やタカのショーを見ることもできる。絶滅したタスマニアンタイガー関連の資料の展示も充実している。
■5年前に一度訪れ、今回は2度目の訪問。全体としては著変はないが、小川を隔てた地域にワラビーを観察する場所が新たに拡張されて出来ていた。
■州都ホバートの空港に着いたら、まず最初に行くとよいのがここだと思う。のんびりしたタスマニアの雰囲気を感じることができる場所である。ただし、ホバートからここまでは1時間以上かかるので、そのまま戻るのはもったいない。余裕があれば、途中の景観を楽しむのはもちろん、周囲の国立公園その他を見ることを勧めたい。
■今回は、5年前に比べて、空港から走ったときの牧草やユーカリの緑が極めて乏しいことが気になった。全島ではないにしても、雨量の少なさが影響を与えていると推測した。世界的な異常気象の影響をここでも受けているのではないかと危惧された。

[061230] Tasmanian Devil Park, 5990 Port Arthur Hwy, Taranna, 7180
本ブログの「画像による総合目次」がSRS研究所のHPにあります→「総合画像目次」
SRS研究所のHPは「ここをクリック」
ランキングのために次を一押ししてください(一日一押し):→
