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アサギマダラと自然のよろこび+仏像の写真・画像 【SRS研究所】

アサギマダラは渡りをする蝶、旅をする蝶。その生態と移動調査(マーキング)と国内外の四季の自然を画像で紹介。地球はよろこびの惑星。有限の惑星の無限の美しさと素晴らしさに共鳴・共感しませんか。植物図鑑、昆虫図鑑、動物図鑑も兼用。仏像写真の特殊処理画像も紹介。

福島県のグランデコスキー場で標識された渡り蝶アサギマダラが高知県室戸市で再捕獲された。南西方向に63日間で約753km移動した例。[SRS6786 デコ 2009.8/25→ あつひで3 10/27。デコ平]

■09年8月25日に、福島県耶麻郡北塩原村の
 グランデコスキー場で筆者がマーキングした
 渡り蝶アサギマダラが、10月27日に、高知県の
 室戸市の個人宅で再捕獲されました。
 63日間で、南西の方向に約753km移動した
 ことになると思われます。
 アサギマダラのメーリングリストに報告した内容を引用します。
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■[asagi:015667] 【移動情報】福島県グランデコスキー場 8/25 → 高知県高知市10/27 (SRS6786 デコ→MA814 ムロトあつひで3)♂。南西方向に63日間で753km移動。

 片岡雅美さん、片岡篤英さん、
 アサギマダラのMLの皆さん、東京の栗田昌裕です。

 片岡さんに高知県で再捕獲・御報告していただいた個体の
 移動情報を示します。ありがとうございました。

 ●福島県グランデコ8/25 →高知県高知市 10/27 
(南西方向に753km移動。移動期間63日間)

 標識:SRS6786 デコ 8/25
 性別:♂

 標識日:2009年8月25日
 標識地:福島県耶麻郡北塩原村桧原荒砂沢山
    グランデコスキー場
 標識者:栗田昌裕
 備考 :ヨツバヒヨドリに訪花。画像あり。
    ↓
 再捕獲場所:高知県高知市(自宅)。
 再捕獲日時:10月27日14:00
 再捕獲者 :片岡篤英
 備考   :鮮度 O。前翅長54mm?(破損のため不明)。
       天候 晴れ。
       「あつひで 3 10/27」と追記して放蝶。
       鮮度は0 両翅に損傷あり。画像有り。
       フジバカマに訪花(翌朝再び出現し、
       昼までフジバカマに吸蜜していたそうです)

  <追記>
1)グランデコ発のアサギマダラの移動状況は
  筆者のHPの「2009年の移動調査記録」
  の頁に表示してあります:
2009年のアサギマダラ移動調査報告
 以上  栗田昌裕
(グランデコ・アサギマダラ観察会・オフィシャルアドバイザー)
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■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
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■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
SRS研究所の公式HP[SRS速読法・SRS能力開発法指導]
 速読を入り口とする総合的能力開発法を指導する場です。
<参考HP>
2009年のアサギマダラ移動調査報告(SRS)
グランデコ・デコ平・裏磐梯でのアサギマダラ・自然旅行体験(SRS研究所)
姫島のアサギマダラを守る会の紹介
奄美大島の自然旅行体験(SRS研究所)
喜界島の自然旅行体験(SRS研究所)
3Dアサギマダラの世界(SRS)
SRSアサギマダラ生態図鑑
■ランキングのために次の2つをそれぞれ一押ししていただければ幸いです:
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コメント

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
 昨年は大変お世話になりました。再捕獲情報を下さり本当に感謝しています。
 その上、栗田さんのアサギマダラに会えるbigニュースまで!
 学級閉鎖で、一人留守番せざるを得なかった息子のもとに、栗田さんのアサギマダラが遠く離れた高知に舞い降りて来たたことに親子で感動しました。フジバカマ園芸歴3年目にして、ロゴが入ったアサギマダラが初めて飛来し、2日間も観察できたことに息子もうれしそうでした。
 携帯ですぐデコマーク飛来の電話をくれましたが、さらに息子のメモもテーブルに置いてあり、「デコ SRS6786 8/25 おうちにとうちゃく」と書き記されてました。
 親子の絆を強く感じたと同時に、これまでやってきて良かった! 仕事とは言え、へたばりかけていた自分に「もうちょっとがんばってみよう!」と言い聞かせた瞬間でした。
 というのも、足の指の捻挫で、複数の爪の下が内出血し走れなくなっていたのです。サンダルをはく妙案が浮かび、11月以降はサンダルでアサギマダラの標識に奮闘しました。
 栗田さん!にアサギマダラを追いかけさせる情熱v-238は、やはり愛しいアサギマダラそのものなのでしょうね!?
 本当に色褪せて翅が短くなっても渡って来てくれたSRS6786さんv-22、栗田さんのたくさんの再捕獲と再捕獲情報を・・・・・本当にありがとうございました。

  • 2010/01/07(木) 23:30:07 |
  • URL |
  • 片岡雅美&篤英 #2B3L1McM
  • [ 編集 ]

コメントありがとうございました。

片岡さん、コメントありがとうございました。
アサギマダラには不思議な出会いの物語を創り出す力があるような気がしています。ご家族の皆様とともに、今年もよい一年になるといいですね。
2008年は四国遍路の88箇寺を巡り終えたのですが、途中、のいち動物園のすぐ近くの寺も訪れましたので、アサギマダラの動きも想像しながら、周囲の地形、植層など興味深く観察させていただきました。
今後ともよろしくお願いいたします。

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