写真の場所では2月上旬から開花を見たが、下旬になって、ぐんぐんと開花の度を増した。
朝の日射しに輝いている。花弁の輝きはキンポウゲ科の花の独特のものだ。
フクジュソウは北海道から九州まで分布する山の植物。
茎や葉が発達する前に開花を始め、次第に茎や葉が成長して、
やがて、夏になると姿を消し、後は地下の部分だけになってまた翌春を待つ。
このような育ち方をする植物をスプリングエフェメラルと呼ぶ。
ニリンソウもそのひとつ。これらはまるで「土遁の術」を心得ているかのようだと思う。

[070221]群馬県高山村。キンポウゲ科フクジュソウ属フクジュソウ(福寿草)。学名Adonis amurensis)。別名元日草(ガンジツソウ)。朔日草(サクジツソウ)。
フクジュソウに関してはSRS研究所のHPの以下の項目も参照のこと:
「258■フクジュソウは太陽の熱を集めるめでたい花(キンポウゲ科フクジュソウ属)」
http://www.srs21.com/3d_plant/pages/258-hukujysou.htm
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