ふんわりした丸い球状の花の塊が枝先を埋めている。
例年見る光景だが、見事というほかない。
■ギンヨウアカシアはオーストラリア南東部が原産。
日本には明治末にもたらされた。
葉は銀白色がかった緑色なので、銀葉と呼ぶ。
葉は偶数二回複葉という形をなす。
花は小さい花が多数集まって球形(=頭状花序)になり、それが房状に集まっている。
これをミモザとも呼ぶが、ミモザはフサアカシアのことを指すという意見もある。
実際、フサアカシアをミモザアカシアと呼ぶ。
また、アカシア属の植物は皆ミモザと呼ぶという意見もある。
■フサアカシアとの違いは、ギンヨウアカシアの方が葉の羽状構造が小さいということ。
フサアカシアの小葉は羽状の葉の両脇の小葉が30-40対もあるのに、
ギンヨウアカシアは20対ほどである。
もちろん、葉の白銀色もギンヨウアカシアの特徴である。

[070227]東京都文京区千駄木。
マメ科アカシア属ギンヨウアカシア(銀葉アカシア)。学名Acacia Baileyana。別名ミモザ。
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