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アサギマダラと自然のよろこび+仏像の写真・画像 【SRS研究所】

アサギマダラは渡りをする蝶、旅をする蝶。その生態と移動調査(マーキング)と国内外の四季の自然を画像で紹介。地球はよろこびの惑星。有限の惑星の無限の美しさと素晴らしさに共鳴・共感しませんか。植物図鑑、昆虫図鑑、動物図鑑も兼用。仏像写真の特殊処理画像も紹介。

大国林道のムラサキカッコウアザミは減っていた(アサギマダラの吸蜜植物)

ムラサキカッコウアザミはキク科の外来植物である(写真の中央の花)。
この植物は奄美大島では4月にアサギマダラを誘引する。
奄美大島の住用村では4月に百頭を超えるアサギマダラを
ムラサキカッコウアザミの群落で見ることができる。
しかし、この植物が奄美に繁殖したのはさほど古い出来事ではなく、
おそらく1980年代から1990年代にかけてであろうと私は推測している。
奄美大島では主要道路の道沿いに広がったという印象がある。
そこで、沖縄でもこの植物に注目しているのであるが、
北部の林道ではところどころでこの植物を見ることができる。
沖縄でも林道沿いに広がったように思われる。
ただし、連続的ではなく、点々と散在しているに過ぎない。
その株数は、特に増加している気配はない。
2007年の3月には、一箇所で確認しただけであるが、
明らかに過去2年に比べて減少している。
土壌の条件が合わないからであろうか。
沖縄ではムラサキカッコウアザミでアサギマダラを見かけたという体験はない。
他の方の報告もないように思う。
南西諸島の中でも、植物の生育条件は島毎に微妙に異なり、
それに応じて、昆虫の挙動も微妙に異なっているのだと思う。
ムラサキカッコウアザミ
[070318]沖縄県国頭村。大国林道。
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