潮風の影響が強いところではかなり内陸部の山裾まで生育する。
分布は本州の島根県、山口県以南。
葉は根から出るものはへら状で長い楕円形。
花茎から出るものは長楕円形か披針形。
直径1.5cmほどの黄色の花(頭花)を咲かせる。
■3月の喜界島のトンビ崎には隆起珊瑚礁の岩の上に、根出葉が丸い形の株を作って生えている様子をいたるところで見ることができる。その一部は3月中に開花を見るが、大半はまだ開花していない。
奄美大島では長雲峠のような山の上の尾根を走る林道にもホソバワダンを見ることができる。ほんのときどき、アサギマダラが止まって吸蜜することがある。

[070331]鹿児島県大島町喜界町。喜界島トンビ崎。
キク科アゼトウナ属ホソバワダン。学名Crepidiastrum lanceolatum (Houttuyn) Nakai。
本ブログの「画像による総合目次」がSRS研究所のHPにあります→「総合画像目次」
SRS研究所のHPは「ここをクリック」
ランキングのために次を一押ししてください(一日一押し):→
