茎はつる性で長く伸び、樹木などにからんで成長する。
葉は全体に楕円形の印象を与えるもので、
厚みがあり、触るとぽってりしている。
細かく見ると先端はわずかに尖っている。
葉の基部は丸いかやや窪んでいる。
■リュウキュウアサギマダラ(蝶)はツルモウリンカが唯一の食草である。
アサギマダラは複数の食草を持つが、ツルモウリンカもその一つ。
喜界島ではツルモウリンカとサクラランを食草として確認している。
奄美大島では笠利町の海岸ではアサギマダラの食草となっているのを確認した。
撮影した場所では、アサギマダラの幼虫を過去には確認したが、
07年には確認できなかった。
ツルモウリンカは奄美大島では笠利町の海岸でよく繁茂している場所がある。
喜界島ではツルモウリンカが奄美大島より分散して分布しているように思う。
喜界島でのアサギマダラの主たる食草はおそらくツルモウリンカであろう。
奄美大島ではツルモウリンカは主たる食草ではないと考えている。

[070331]鹿児島県大島町喜界町荒木にて撮影。
ツルモウリンカに関する3D画像と解説がSRS研究所のHPにあります:
『Asagi32■ツルモウリンカは奄美諸島などではアサギマダラの食草になる/ガガイモ科/パラレル法』
http://www.srs21.com/3d_insect/asagi_pages/Asagi-032%20tsurumourinka.htm
本ブログの「画像による総合目次」および地域別の画像目次がSRS研究所のHPにあります。SRS研究所のHPは「ここをクリック」
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