関東地方以西の本州や四国、九州、南西諸島に分布する。
樹木にからんで成長する。
花期は8~9月で、葉腋に淡黄白色の花をつける。
細長い卵形の袋果が出来、その長さは15cm。
12月頃に果実が割れて、風で種子が散る。
■キジョランはアサギマダラの食草である(食草は複数種ある)。
大宜味村では過去3年間、キジョランでアサギマダラの幼虫を確認することができた。
しかし、07年3月には、確認できなかった。
写真は、アサギマダラの食痕のあるキジョラン。
丸く穴をあけて食べるのが特徴である。
これは解毒のためにする習性と考えられている。

[070317]沖縄県沖縄本島大宜味村。
ガガイモ科キジョラン属キジョラン(鬼女蘭)。学名Marsdenia tomentosa Morr. et Decne。
マダラチョウ科(またはタテハチョウ科)アサギマダラ。学名Parantica sita 。
キジョランとアサギマダラに関しては、以下の本ブログ記事も参照してください:
「06.10/20●アサギマダラはキジョランの葉裏に産卵する」
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-183.html
「06.08/05●アサギマダラの食草キジョランの『大樹』」
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-76.html本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
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