やがて、綿毛を持つ種子を作り、
それが風に乗って散り、生育する範囲を広げる。
しかし、冬を過ぎてもまだ種子がそっくり残っている例がある。
写真は上毛高原駅のガード下に生えている株。
季節はすでに4月になっているのに、
まだ前年の種子がそのまま残っているように見える。
ここはガード下なので風が少ない上に、
07年の冬は雪が少なかったので、
落ちるための物理的な作用が少なかったためかもしれない。
何にせよ、例外的なことがあるものだと改めて実感した。
■セイタカアワダチソウの花に関しては、本ブログの下記の記事を参照:
「10/20● セイタカアワダチソウで吸蜜するアサギマダラ(時に見る)」
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-186.html
■なお、セイタカアワダチソウの根からは、
周囲の植物の成長を押さえる物質が出る。
シス-デヒドロマトリカリエステル(cis-DME)がその本体とされる。

[070411]群馬県月夜野町上毛高原駅。
キク科アキノキリンソウ属セイタカアワダチソウ (背高泡立草)。学名Solidago canadensis var. scabra。
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