東アジア、南アジア、インドにも分布する。
トカラ列島以南のものは南西諸島亜種、
屋久島、種子島以北のものは本土亜種とされる。
■喜界島はトカラ列島の南の奄美諸島に属するので、
ここのルリタテハは南西諸島亜種となる。
06年の春、喜界島には異常に多くのルリタテハがいた。
07年の4月、昨年ほどではないが、やはり多くの個体がいる。
写真は、神社の鳥居に止まって、日光を浴びている様子。
このときには、頭を下にして止まっていたのが特徴だ。
一般にルリタテハはなわばりを作る傾向が強い。
したがって、一度出逢うと、以後しばらくは、
毎日同じ場所で出逢うことが出来る。
なわばり(テリトロー)に他の蝶が来ると、
追い払おうとすることも少なくない。
このときは、アカタテハを追いかけていた。

[070426]鹿児島県大島郡喜界町。喜界島。百之台。
タテハチョウ科ルリタテハ属ルリタテハ(瑠璃立羽)。学名Kaniska canace ishima (Fruhstorfer, 1899)←南西諸島亜種。[注:本土亜種はKaniska canace no-japonicum (Von Siebold, 1824)]。
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