低地や山地の林縁に生える半つる性の常緑低木。
全体に淡褐色の綿毛を密生する。
棘が疎生し、伸びた枝先が地面につくとそこから発根する。
葉はほぼ円形で、10-20cmにもなり、鋸歯や欠けがある。
花は前年の枝に1-2個腋生し、直径3-4cmの花をつけるが、
葉の陰で目立たない。
果実は球形で、直径1.8cmほどになる。
類似植物はフユイチゴ。
■喜界島では4月下旬に実がなっていた。
赤く熟したものは食べられる。
一般には、3-6月に開花し、冬に熟すと言われる。

[070426]鹿児島大島郡喜界町。喜界島。
バラ科キイチゴ属ホウロクイチゴ(焙烙苺)。学名, Rubus sieboldii Blume。
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