喜界島のアサギマダラは非常に個体数が少なかった。
これは過去4年間の中で最も少ないと言ってもよい。
そんな中で、トベラの花にアサギマダラが集まっているのを見た。
写真の個体はその一例である。
実は、07年の4月下旬には、
喜界島のトベラはほとんどが開花を終え、
実に移行していた。
写真の樹木は例外的に開花が遅かった。
そのために、何か他のトベラとは
異なった蜜の成分があるのかもしれない。
この日だけでなく、どの日に行っても、
このトベラの木と周囲のトベラの木には
アサギマダラが集まっていた。
そもそも喜界島でアサギマダラがトベラに
集まるのは稀とは言えないが珍しいことである。
以下の記事を参照のこと。
■トベラに関しては、
SRS研究所の3D植物園の下記の記事を参照。
「301■トベラは海岸近くの丘に生えて白い花を咲かせる
/トベラ科トベラ属/パラレル法」
http://www.srs21.com/3d_plant/pages/301-plant-tobera.htm
■トベラで吸蜜するアサギマダラの過去の自験例に関しては、
SRS研究所の「3Dアサギマダラの世界」の
以下の記事を参照(これは喜界島での過去の例である):
「Asagi38■トベラの花で吸蜜するアサギマダラ[時にある]」
http://www.srs21.com/3d_insect/asagi_pages/Asagi-038%20tobera.htm

[070428]鹿児島県大島郡喜界町。
マダラチョウ科(またはタテハチョウ科)アサギマダラ。学名Parantica sita 。
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