海岸はいたるところが岩礁で覆われ、
ところどころに砂地が形成されている。
その一箇所に興味深いものを見つけた。
写真の中央に見るように岩の間に、
宙ぶらりんになっている岩があるのだ。
どのようにしてこのような状態になったのだろうか。
もちろん誰かが持ち運んだものではない
(持ち運ぶには重すぎる)。
両側の岩と、宙ぶらりんになっている岩とは
組成が少し違うように思われる。
おそらく昔々に、
とてつもなく強力な波によって運ばれた岩があり、
それが砂に埋まって両側の岩の間に配置していたのだが、
いつしか砂が流れ去って消え、
岩だけが両側に引っかかった状態で残ったのではないだろうか。
これは推測にすぎないので、他にも想像の仕方があるかもしれない。
自然の力は時に人の想像を超えたことをするものだ。

[070428]鹿児島県大島郡喜界島トンビ埼。
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