過去に5つの記事を書いた(前項が最後の記事である)。
3月2日に芽生えを確認し、4月6日に満開状態になり、
4月20日にもまだ開花していた。
その後、5月10日に見たのが写真に示した状態である。
緑の葉はドクダミや笹の葉であり、ニリンソウの葉ではない。
ニリンソウの葉は中央部にわずかに見える
黄ばんで枯れそうになった葉である。
これはニリンソウは3〜5月だけ地上部で生育し、
あとは地下に残った部分で生きていることを示す。
すなわち、初夏から翌年の春までは姿を消すのだ。
来年春になるとまた地上に姿を現し、
短い地上の生活を展開するのだろう。
このような植物をスプリング・エフェメラルと呼ぶ。
Spring ephemeralは、春のはかない命、春の短い命というような意味で、
「春先に花をつけ、夏まで葉をつけると、
あとは地下で過ごす一連の草花」を示す。
ニリンソウ以外にはカタクリなどもその例である。

[070420]東京都文京区千駄木。須藤公園。
●キンポウゲ科イチリンソウ属ニリンソウ(二輪草)。学名Anemone flaccida。
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