この株にはアサギマダラの幼虫が見出された。
写真の右上にはアサギマダラの2齢幼虫が小さく写っている。
その幼虫は今脱皮をしたばかりで、
抜け殻が尾部の葉の上に残っている。
左の方に円形の食痕がある。
キジョランの場合、幼虫は、円形にくりぬくように食べるが、
サクラランの場合は、半球状に縁から食べていく。
同じ蝶の幼虫でも、食草によって、行動が異なるのだ。
これは興味深い事実であると思う。
この場所は、毎年この時期に訪れるが、
毎年、アサギマダラの幼虫を見出している。
すなわち、アサギマダラは(多い個体数ではないかもしれないが)
この場所を含む喜界島エリアで確かに発生しているのだ。
■前項の記事は以下の通り:
07.05/11●「サクラランのピンクの蕾が散形花序の配置をなして
ふくらんだ(喜界島にて。サクラランNo.2)
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-771.html

[070429]鹿児島県大島郡喜界町志戸桶(喜界島)。
●ガガイモ科サクララン属サクララン。学名 Hoya carnosa
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