その休息地は全国で初めての手法を用いて
スナビキソウを保護するための畑が出来ている。
この畑は姫島の「スナビキソウを守る会」の方々の
ボランティア活動で生まれた場所である。
2005年11月1日、姫島のこの「アサギマダラの休息地」は
「大分おすすめの和み空間」に選定され、
その保全グループである「アサギマダラを守る会」に
大分県知事から選定書が発行された。
ここをよい状態で維持するには想像以上の手間をかける必要がある。
(筆者は顧問であるが、東京から応援をしているだけである)。
■アサギマダラが春の北上の旅をする頃になると、
島内、島外の多くの人がここを訪れる。
昨年秋からは、座る場所も作られてくつろぎの時を過ごすこともできる。
■写真は子供連れの家族らが訪れて談笑しているところ。
手前の立位の方は事務長の木野村氏。
向こうでアサギマダラのマーキング(標識)をするために
捕虫網を持っているのが会長の中城氏。
ヘルメットの人に隠れて十分には見えないが、
中城夫人は雑草を取っている最中である。
■この日は、2006年度の最初の大きな北への移動が起きた日で、
朝早くに1000頭を超えるアサギマダラが、
向こうに見える丘の左側の断崖を通って移動して行ったことが目撃された。
■この日までに姫島での
アサギマダラのマーキングの総個体数は1000頭を超えている。

[070524]大分県東国東郡姫島村。みつけ海岸。
●ムラサキ科スナビキソウ属スナビキソウ。学名Messerschmidia sibirica。
●マダラチョウ科(またはタテハチョウ科)アサギマダラ。学名Parantica sita 。
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