繊維は紙や衣類や網に利用された。
日本では北海道から九州まで分布する。
日本外では南アジアから東アジア地域まで広く分布する。
日本には有史以前に渡来した植物の可能性がある。
葉は15cmほどの広卵状で、先が長くとがった形になっている。
葉の縁は鋸歯状で、葉の裏は綿毛が密生して白い。
よく似たヤブマオは葉が対生であるが、
カラムシは互生で、互い違いになっている。
■写真は喜界島で撮影したもの。
葉が餃子のように折りたたまれて白い葉裏が見えている場所は、
アカタテハの幼虫が住んでいる巣である。
喜界島では5月の頃にアカタテハが多く発生する。
97年には個体数が少ないようで、幼虫も少ない傾向が見られた。

[070427]鹿児島県大島郡喜界町。
■イラクサ科カラムシ属カラムシ。別名 苧麻(ちょま)。青苧(あおそ)。紵(お、を)。
学名Boehmeria nivea。英名Ramie。繊維を取るために栽培される変種をラミーと呼ぶ。
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●SRS研究所の公式HP
<参考HP>
●喜界島の自然旅行体験(SRS研究所)
●SRS植物図鑑
●3D植物園(SRS研究所)
■ランキングのために次の2つをそれぞれ一押ししていただければ幸いです:
(一日一押し)→

