海岸のスナビキソウ群落を保護している(下記の活動紹介を参照。筆者は顧問)。
そこには春の北上個体が総計1万頭以上集まって移動していく。
そこでの観察によれば、
アサギマダラは一見スナビキソウの花で吸蜜しているように見えても、
実は花で吸蜜しているのではなく、
枯れた花を舐めていることが少なくない。
枯れた花の方が、好みの物質(ピロリジジンアルカロイド)が多いからであろう。
写真はそのようなアサギマダラの雄の一例である。
口吻は確かに枯れた花弁を舐めるような動きをしている。
■このブログでは、スナビキソウを集まった記事は以下の4つあるので、参照のこと。
07.05/27●「マーキングをしたアサギマダラ2頭がスナビキソウで吸蜜
(SRS個体。姫島にて)---アイデア「黄砂の影響でダメージを受けるのではないか」
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-842.htm
07.05/25●「スナビキソウに止まるアサギマダラ
(姫島、05月。スナビキソウNo.3)」
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-834.htm
07.05/25●「アサギマダラが集まる姫島のみつけ海岸は
スナビキソウが美しく育っている」
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-833.htm
06.07/28●「スナビキソウで吸蜜するアサギマダラの群れ(4)」
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-54.htm

[070602]大分県東国東郡姫島村。みつけ海岸。
■タテハチョウ科マダラチョウ亜科(以前はマダラチョウ科とすることもあった)アサギマダラ属アサギマダラ。学名Parantica sita 。英名Chestnut Tiger。
■本ブログの総合的な画像目次や、ブログ内容を地域毎・テーマ毎にまとめた画像目次を下記のHPから見ることができます。
●SRS研究所の公式HP
<参考HP>
●姫島の自然旅行体験(SRS研究所)
●姫島のアサギマダラを守る会の紹介
●3Dアサギマダラの世界(SRS)
●SRSアサギマダラ生態図鑑
●2007年アサギマダラ移動調査記録(SRS)
●SRS植物図鑑
●3D植物園(SRS研究所)
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