ひらりと舞った瑠璃色のシジミチョウがいた。
それが写真のアサマシジミの雄である。
これは群馬県で初対面の出来事であった。
すぐ近くには食草のナンテンハギもある場所なので、
この時期に出会ったのはなるほど、と思う。
6月上旬から7月中旬の年一回の発生する蝶なので、
この出会いはラッキーだったと思う。
■アサマシジミは浅間山麓で採集されたことからアサマの名前がある。
北海道と本州中部に生息する。
幼虫で越冬し、6-7月に年一回発生する。
マメ科のナンテンハギ、イワオウギ、エビラフジなどを食草とする。
多くの場所ではナンテンハギが食草である。
色に地域差があり、各地でのさまざまな呼び名がある。
近縁種としてミヤマシジミやヒメシジミがあるが、
前翅裏の黒い斑紋で区別ができる。
本州では関東地方(東京都西部、神奈川、埼玉県、群馬県)と、
中部地方(新潟・石川・山梨・長野・岐阜・静岡)に山地がある。
いずれも限局されている。

[070620]群馬県吾妻郡高山村。
■シジミチョウ科アサマシジミ。学名Lycaeides subsolanus (Eversmann, 1851)。
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